円如寺日記帳

観音堂落慶式報告

秋深まりゆく季節、いかがお過ごしでしょうか。
ブログの更新が滞っており申し訳ありません。
皆様には大変にご無沙汰しております。

さて、前回の記事で観音堂建立事業の経過についてお知らせさせていただきましたが、早いものであれから９ヶ月、この間にお堂は完成し、５月１８日、無事落慶式を営むことができました。その後観音堂は、新上総国三十三観音霊場御開帳でのお接待場所として、また法事、お斎の会場として、また萩まつりでの休憩場所として、様々にご利用いただいております。ブログでのご報告が大変に遅れてしまいましたが、お堂建立にあたりご協力くださいました皆様、ご関心お寄せくださいました皆様、本当にありがとうございました。今後とも仏道の道場として、またご参拝の皆様の憩いの場として、お気軽にまた有意義にご活用いただきたく願っております。

それでは落慶式の様子につきまして、簡単ではありますが写真にてご報告させていただきます。


お寺への坂道を上がった先は、観音堂建立に合わせ新たに舗装されました。工事を請け負ってくださった桑田工務店様、ありがとうございました。

落慶式の準備が進む観音堂の堂内。カーテンの奥にご本尊十一面観音菩薩様がいらっしゃいます。

本堂前の角塔婆（回向柱）建立の作業。

護寺会役員や桔梗友の会の皆さんによる境内の掃除。ありがとうございます。

５月１８日、新上総国三十三観音霊場の御開帳に合わせ、観音堂落慶式が厳修されました。まずは本堂前の角塔婆の開眼供養です。続いて観音堂前の角塔婆の開眼も行われました。

そして堂内に会場を移して落慶法要。法要の後、ご来賓の方々から祝辞をいただき、篤志のご奉納者への表彰、記念品贈呈が行われました。

一通りの式典が終わった後、本堂内にて祝賀会が開かれました。昨年の萩まつりでもご出演いただいた演歌歌手・清水まり子さんによる歌謡ショーで大いに盛り上がりました。

落慶式の行われた５月１８日から６月１８日までの一ヶ月間は、観音霊場の御開帳となるため、観音堂は巡拝者へのお接待会場となりました。堂内には全国各地の観音霊場の朱印軸が掛けられ、お参りの方も興味を持ってご覧いただけたようです。

末筆ながら、この度の観音堂建立、落慶への檀信徒をはじめ多くの方々のご支援ご協力にあらためて感謝申し上げます。

観音堂建立事業進捗状況

皆様大変にご無沙汰しております。
平成２６年の新春を迎えられ、いかがお過ごしでしょうか。
本年もよろしくお願い申し上げます。

さて、檀信徒の皆様にはたびたび書面でお知らせの通り、当山では観音堂建立のため工事を進めております。建立にあたり護持会のご賛同ご協力のもと勧募をいたしましたところ、遠近を問わず有縁の皆様より多大なるご支援を頂戴いたしました。誠にありがたく心から感謝申し上げます。

工事の進捗状況ですが、昨年１１月に建設地の整地を行い、地鎮祭、基礎工事と続き、先日１月２１日、初大師の御縁日の良き日に上棟式を厳修することができました。急遽の日時決定のため、檀信徒全員にはご連絡が間に合わず、大変失礼いたしました。

５月１８日に観音霊場御開帳が控えていることから、それまでに竣工の予定で今後も工事が続きます。ご参拝の方々には歩行・交通の面でご不便おかけすることもあることと存じますが、どうぞご了承ください。

それでは写真にて昨年１１月からの工事を振り返ってみます。









２１日の午後４時からめでたく上棟式となりました。


大工は君津市大坂の宮崎建築様です。遅くまでありがとうございました。
これからもご安全にてよろしくお願い申し上げます。

第１２回萩まつりが開催されました

猛暑、台風と季節は過ぎ去り、今や彼岸も明けてすっかり秋らしい空気があります。皆様いかがお過ごしでしょうか。

さて、当山では恒例の秋彼岸行事、萩まつりを９月１６日から２３日まで開催いたしました。おまつり初日に台風がぶつかり、それまで咲いていた萩がだいぶ散ってしまった中でのスタートとなりましたが、イベントのある１７日は好天に恵まれ、多くの方にご参拝いただきました。清水まり子さんの歌謡ショーも本堂が満員の大にぎわいとなりました。







１７日以降も萩の花を目当てに散策にいらっしゃる方が多数。２２日、２３日の福祉バザーも盛況でした。また昨年に引き続き東日本大震災被災者支援としてエプロン、エコバック、また「福幸ふくろう
の販売をさせていただきました。ご協力くださいました皆様に感謝申し上げます。








萩は盛りを過ぎたとはいえまだ咲いています。彼岸花が満開を迎えています。秋風の心地よい季節、是非お参りください。

寿老神御堂落慶のご報告

毎度のことながら大変ご無沙汰しております。
さて、当山では上総の七福神のおひとり、寿老神様を長らく本堂内にお祀りしておりましたが、境内に御堂を建立し、そこに奉安することとなりました。昨年より御堂建立の工事を進め、無事竣工したことから、６月２１日に御堂落慶と遷座の法要を行いました。

まずは準備作業。草取りなど。

寿老神様にお移りいただきます。

落慶・遷座の法要です。

七福神の石像もお引っ越しとなりました。

春の訪れ

大変ご無沙汰しております。

平成２５年を迎え、皆様いかがお過ごしでしょうか。当山では修正会、節分会、常楽会等の諸行事も無事に済ませることができました。行事にあたりお参りくださいました皆様、ありがとうございました。

さて、その節分会の前日、２月２日の夜のこと。節分の準備のため、夜９時頃、外へ出てみると、「ヒョロロヒョロロ〜」と懐かしい鳴き声が。仁王門前の蓮田（かつてはお米を作る田んぼでした）に行ってみると、やはりカエルが。ヤマアカガエル（たぶん）の産卵です。









2月２５日には孵化していました。オタマジャクシが出てくるまで、雪が降ったり水が凍ったりしてどうなるかと思いましたが、元気なようです。ここから先は水が涸れてしまわないか、その点が心配です。

この蓮田には時々ですがカワセミも来ていました。鳥好きの方は、ご参拝の折、遠くから覗いてみてください(^^)